皆さん、こんばんは。シンガポールから戻って二日で大きな口内炎を二つ患いました。
うーん、日本が合わないのか…。
さて、今回も先週の続きでシンガポールです。
旅行をするとついつい色々な価格をチェックしたくなるのですが、
車の価格は噂通りでした。
シンガポールは国土が狭い上に、渋滞の解消が至上命題のため色々とコストが嵩む仕組みになっており、そのため車の価格は日本の倍ということだったのですが、新聞を見るとまさにその通り。
トヨタのMark X 2.5は軽く600万円超え。価格.comでチェックすると日本のメーカー希望価格250万〜350万円なのに…。フィットも250万円超。
車関連でいえば、タクシーも価格が細分化されており、初乗り2.5ドル(車種により2.6ドル:新車〜2.8ドル:ベンツ)。そこから乗る場所、乗る時間によって細かい加算が行われます。渋滞が発生しやすい夕方に乗ったり一部の都心部を通過すると、自動で加算される仕組みになっているようです。
規制国家と考えるか、えらく進化した街と考えるか、いずれにしろ強烈な印象でした。
さて、その中でもっとも印象を受けたのが、金融関連の本の種類。「あー、日本は勝てないなあ」「羨ましいなあ」と正直思いました。
もちろん、基本的にバイリンガルであるシンガポール人は英語の本を直輸入できるいうメリットはあるのですが、その種類の充実していること。
シンガポールで最も大きい本屋は、高島屋のテナントである紀伊国屋ですが、とにかく楽しい。アマゾンで洋書を買うことも可能ですが、ざっと見渡してあれこれ取ってみて悩めるというのは貴重です。
「こんな本を探していた」というのがあっさり見つかったり、数多のチャート入門書の中身を見比べたりというのは日本では難しいものです。
ほとんどが直輸入ものなので、翻訳の数では日本に及びませんが、ファイナンスと不動産の本の数は凄かったです。心底楽しかった。
最初は、記念品代わりに「マーケットの魔術師」の英語版とチャート入門書を手に取ったのですが、最終的には「Trading Catalysts」、「Financial Modeling of the Equity Market」等々を5冊ほど。飛行機代よりも高くなってしまいました。
帰ってから調べたら、日本のアマゾンでも入手可だったのですが、この手の検索は頻繁に行っていたはずなのに出会わなかったということは上手く検索できてなかったのでしょう。いや、まさに旅先の出会いでした。
今となっては、生活リズムは日本のもの戻りましたが、これからはしばしば向こうに行く機会が増えればと心底思います。向こうで働くとなると全く別問題ですが。