ＩＰＯ申込手続比較表

§1.証券会社でこんなに違う！　ＩＰＯ申込手続比較一覧表

ＩＰＯ株購入はどこの証券会社でも同じ手続だと思っていませんか？
実は証券会社によって、申込時期や入金時期、資金拘束期間、抽選方法が大きく異なるのです！
ＩＰＯ申込手続比較一覧表で、あなたの投資スタイルにあったネット証券会社を見つけて下さい。

ＩＰＯ手続比較一覧表 2006年 8月 1日現在

証券会社名	2005年取扱数	ＩＰＯ申込期限	入金期限	抽選時期	抽選方法	各社の特徴
*ETRADE証券**	８７社	需要申告期限までに	需要申告期限までに	公募・売出価格決定後、直ちに	落選者に付与されるポイント利用により当選確率向上	手数料の安さと豊富な取扱い件数が魅力！
マネックス証券	８５社	需要申告期限までに	ＩＰＯ申込時までに	公募・売出価格決定後、直ちに	完全公平抽選	夜間取引やミニ株投資など独自のサービスが豊富！
松井証券	６６社	購入申込期限までに（需要申告不参加でも可）	購入申込期限までに	購入申込期限後、直ちに	ブックビルディング参加者を優先した抽選	システムの安定性と充実した情報サービスが特長！
楽天証券	４８社	需要申告期限までに	ＩＰＯ申込時までに	購入申込期限後、直ちに	預かり資産残高、過去の取引実績により当選確率向上	個人投資家人気No.１ツール「マーケットスピード」が使える！
カブドットコム証券	２０社	需要申告期限までに	購入申込時までに	募集最終日（抽選日）の正午頃	完全公平抽選	逆指値、Ｗ指値、バスケット発注等豊富な注文方法が評判！
オリックス証券	１４社	需要申告期限までに	需要申告期限までに	公募・売出価格決定後、直ちに	完全公平抽選	信用取引手数料の安さと各種金融サービスが魅力！

ＩＰＯまでの流れ

			ブックビルディング			購入申込

			（需要申告）期間

１．ＩＰＯとは？
　　ＩＰＯとは Initial Public Offering の略で、新規公開株式の意味です。
　　企業が新規上場する際は、その株式のうちの一部が、証券会社を通じて一般投資家に販売されます。
　　その株式を購入するためには、証券会社への申込手続が必要になります。

２．ＩＰＯの流れは？
　　上場承認から新規上場までの流れは上図の通りです。上場承認から仮条件決定まで約２週間、需要申告
　　（ブックビルディング）期間が約１週間、直後の価格決定から購入申込期限までが２～３日となり、上場承認
　　から新規上場日までは約１ヶ月間となります。

３．ＩＰＯ株を手に入れるには？
　　ＩＰＯ時に販売される株数は少数であり、抽選によって配分されることが殆どです。
　　少しでも当選確率を上げるために、複数の証券会社に口座を開いたりする投資家も多いようです。
　　しかし、年間200社近い企業がＩＰＯしますので、諦めずに何度も応募することが肝心です。

４．どの証券会社がいいの？
　　上記の比較一覧表に、ＩＰＯ取り扱い実績が比較的多いネット証券会社を並べてみました。
　　証券会社によって申込み時期や入金時期が異なり、購入資金の拘束期間も異なります。
　　興味ある証券会社がありましたら、表中の＜資料請求＞をクリックして、比較検討をしてみて下さい。