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コモディティWeeklyレポート  |
- ≪原油≫NY原油安からドバイ原油が約5カ月ぶりの安値
- ≪金≫NY金は直近高値から下落率が12%に及ぶ
- ≪穀物≫大豆・トウモロコシともに高値を打って大幅続落
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更新:2012年5月14日 |
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さて、話題を今年のIPOに振り向けたい。
3月のIPOは6社となるが、翌月の4月1日には超大型となる第一生命が控えている。
目論見書で各社の資金調達予想額を見ると、3月の6社の公募・売出(オーバーアロットメント含む)の総額は482億円となり、昨年の19社の総額570億円の85%となる。
年初からIPOとしては大型が出てきたことが調達額増に拍車をかけることになりそうだが、この6社よりも1社で7,000億円規模の調達を行う第一生命のほうが市場へのインパクトという意味合いではかなり気がかりである。
年初のIPOはアノマリーとしても初値は高くなりがちだが、今年は大型株が調整気味であり、相場も膠着状態であることから、個人投資家中心に初値を買っていくような動きが予想される。
しかしながら、4月1日に控えている第一生命株へのスイッチングにより、初値は高いがその後を買っていく投資家が不在となるのではないかとの懸念がでてくる。なぜならば、現在上場承認されている7銘柄のうち5銘柄が野村証券主幹事であるからだ。
年初からIPO株を割り当てられた主幹事証券会社のお客様である個人投資家は、割り当てられたIPO株の初値が高ければ利食い売りをして、第一生命株の売り出し玉を勧められるのではないだろうか。もしそのようなことになれば、3月のIPO銘柄は4月には悲惨な株価になっていないともかぎらない。
しかしながら、第一生命の引受幹事団の顔ぶれを見ると、オールジャパンの構成にはなっていない。その証拠には個人投資家の売買シェアではダントツNo.1のSBI証券の名前は見受けられない。すでに単元株を保有する個人株主は300万人もおり、通常の上場のように株主数を充足させるための販売は必要ないということになる。つまり今回の引受証券会社の構成は安定株主となる機関投資家への販売を意図したものになっているといえるのではないだろうか。
とするならば、先の推測は懸念で終わる可能性もある。売出株は機関投資家中心に販売され、逆に個人投資家への割り当ては少ない。むしろすでに保険契約者で株主になっている個人投資家のポケットにプレゼント的に現金が転がり込み、その資金が株式市場に流れ込むというシナリオも念頭においておかねばならない。
私は選択すべきシナリオとしては後者に期待してみたいと考えている。
第一生命株の申し込み期間は3月25日−30日となっている。個人投資家がIPO株の回転で第一生命を買うとなると申し込みには現金が必要となるので3月19日には手元の株を現金化するための売却が必要となる。
もし19日辺りに3月のIPO株が崩れかけたら先行きが危ういということになる。だが、19日は3連休前の金曜日でもあり、手じまい売りも出やすいので株価の動きに惑わされないように注意を払わなければならない。
ここまで第一生命中心の話の展開となったが、3月のIPOには業界初のIPOとなるペット保険専業のアニコム損保の持ち株会社がある。
上場後の値動きを占ううえで、株式市場は業界初に対して大きなプレミアムを付ける傾向があることを念頭においておくべきであろう。
2010年IPO銘柄の一覧:http://www.tokyoipo.com/top/iposche/index.php?j_e=J
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証券会社の国際部と海外現地法人に10年勤務。気象情報会社ウェザーニューズの財務部長、米国E-Commerce会社日本法人のCFO&COOを歴任後、2000年IRコンサルティング会社フィナンテックに入社。同社取締役。
日本テクニカルアナリスト協会検定会員。
著書に『No.1情報サイト 東京IPO編集長が教える!IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンク クリエイティブ出版)新聞、マネー誌、TV出演他、講演多数。
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