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セカンドライフは「私たちが思っている以上に長い」ということを、前回お話させていただきました。そこで、今回は老後資金を準備するために、まずしなければならないことについて述べてみることにしましょう。
2007年度から団塊世代の大量退職が始まったため、セカンドライフに関する記事や広告などを見聞きすることが増えているはずです。筆者ですら、セカンドライフに関する仕事が、今年度から急増しているほどですから。そのセカンドライフに関する仕事において、1番多い質問が「いったいセカンドライフの生活費はいくらかかるのか?そのためにはいくら準備しなければならないのか?」ということです。読者の皆さんも気になるところでしょうが、残念ながら正解となる金額はこの世の中に存在しません。
たとえば、貯蓄広報中央委員会の「家計の金融資産に関する世論調査2006年」では、セカンドライフの全国平均の生活費は夫婦2人で24万円と公表されていますが、平均はあくまでも一つに目安に過ぎません。日本人は平均という言葉が大好きですが、ことセカンドライフを考える際には、平均はジャマになる数字といっても過言ではないのです。
読者の皆様には、皆さん自身の1ヵ月の生活費をまず把握して欲しいのです。1円まできっちり把握する必要はありませんが、簡単な家計簿的なものをつけてわが家の生活費を把握するのです。1ヵ月だけだと、たまたま出費が少ない、あるいは冠婚葬祭などが重なったということもあるので、できれば3ヵ月から半年ぐらいのデータを取りましょう。その平均生活費が、わが家の生活費になり、それを12倍したものが、年間の最低限の生活コストになるわけです。その金額に平均余命をかけていただくと、あなた自身のセカンドライフの生活費が計算できるはずです。 |
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有限会社ファイナンシャルリサーチ 代表
さまざまなメディアを通して、投資の啓蒙や家計管理の重要性を説いている。 金融商品は貯蓄型商品から株式、投資信託などの投資型商品まで精通しており、 金融商品マニアと称されることもある。また、ラジオ日経の看板番組、ファイナ ンシャルBOX木曜日のパーソナリティやテレビの出演などもこなす旬のFPの1人。近著に「お金がみるみる貯まる家計そうじ術入門」、「図解金融機関に進められた商品の中身がわかる本」共に講談社などがある。 |
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