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コモディティWeeklyレポート  |
- ≪原油≫NY原油安からドバイ原油が約5カ月ぶりの安値
- ≪金≫NY金は直近高値から下落率が12%に及ぶ
- ≪穀物≫大豆・トウモロコシともに高値を打って大幅続落
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更新:2012年5月14日 |
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日々の暮らしには「衣・食・住」が不可欠。豊かな社会になってくると、ただ単に着て、食べて、住むだけでは物足りず、そこに満足感を求めるのが常です。生きるための「衣・食・住」から、人生を楽しくする「衣・食・住」が欲しくなるわけですね。やっぱり最新のファッションを追いかけたいし、評判のスイーツを食べたい、という女性が多いのでは?
そして住まいも、自分だけの城を持ちたいと願うシングル女性が増えているようです 。
というわけで、今回はシングル女性の住宅購入について考えてみたいと思います。
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シングル女性に限らず、住宅はその後の人生を左右しかねない大きな買い物。できれば失敗したくありません。(1)十分な資金準備、(2)ムリのない返済計画、(3)適切な住宅ローンの選択、そして(4)後悔のない物件選びが不可欠です。具体的に説明すると、
(1)自己資金は物件の最低2割、できれば3割準備したいもの。自己資金が少ないと住宅ローンの借入額が多くなってしまい、返済が続けられるかどうかに不安が残ります。住宅購入に伴う諸費用も別途必要ですし、貯蓄がゼロになってしまってはその後の暮らしに不安ですから余裕を残したいもの。もし売るということになった場合にも、借入額が多いと売却代金だけでは全額返済できず、ローンが残ってしまう可能性もあります。
(2)年間のローン返済額の目安として税込み年収の25%程度とする例が多いですが、それで本当に家計が回るかどうか、よく見積もる必要があります。税金・社会保険料などを差し引くと、手取り収入はずっと少なくなります。また、住宅ローン返済額以外にも住宅にかかわる費用(固定資産税や管理費・修繕積立金など)が発生することも忘れてはなりません。もちろん、今後のために貯蓄する余裕も必要です。
(3)住宅ローンは目先の金利の低さに惑わされず、長期に渡って安心できる内容かどうかで選ぶ必要があります。半年ごとにローン金利が見直される変動金利ローンや、2年、3年で見直される短期の固定金利選択型ローンは、今は避けたほうが賢明。超低金利状況が長く続いているため、若い世代の人は金利が上がるということを実感しにくいかもしれませんが、現在の水準がこの先ずっと続くとは考えられません。金利上昇が予測されながらもなかなか上がらないとはいえ、その時には返済額の大幅アップもあり得ます。
(4)物件にもよりますが、住宅は一度購入したらソンをせずに売るのは簡単ではありません。新築物件には業者の利益が2割くらい含まれていますから、まずその分は値下がりです。そして時間の経過とともに建物の価値は下がっていきますから、よほど土地が値上がりしない限り、購入価格を上回るのは難しいでしょう。ずっと住み続けたいと思える物件かどうか、しっかり吟味が必要です。エリアはもちろん、近隣の環境や住人にトラブルになりそうな要素はないでしょうか? また、耐震偽装マンションのような悪質物件の可能性はないでしょうか?費用はかかりますが、不動産鑑定士などの専門家に鑑定してもらうと、長い安心のためにはいいと思われます。 |
シングル女性の場合さらに、今後のライフプランが大きく変化する可能性がないかどうかよく検討しましょう。たとえば、結婚により状況が変わり、そこに住めなくなるかもしれません。その場合、売るという対処がいいかどうかは(4)で述べたとおり。
それなら、人に貸せば家賃収入が期待できるのでOKと考えられがちですが、ローン返済額と管理費・修繕積立金などの諸経費を合わせた金額の家賃は取れる物件かどうかが問題です。また、借りてもらうには住む人を探さなければなりませんが、知り合いなどに貸すならともかく、広く募集するには不動産業者に依頼することになるでしょう。当然、経費がかかります。
でも、賃貸住宅経営に不慣れな人なら、業者に入ってもらうしかないと思います。お風呂が壊れた、備え付けのエアコンの調子が悪いなど、借りている人から様々な要望が出ることが考えられます。運悪く、借りた人が不当な要求を平気で行う「モンスター住人」だったりしたら、もう大変です。
何だか、住宅購入にネガティブなことばかり書いていますね。では、住宅購入のメリットをひとつ。それは自分の住まいを得た「安心感」でしょう。定年退職して年金生活になった老後、家賃を払えるのかという不安から解放されます。
でも、その「安心感」、本物かなぁと私は思ってしまいます。現在35歳の人が65歳を迎える30年後、マンションの場合だったら建て替え問題が持ち上がっている可能性があります。おそらく、少々ボロくてもこのまま住み続けたい年金世代と、建て替えて新しくしたい現役世代とに意見が分かれるでしょう。
もし建て替えることになったら、おそらく修繕積立金だけでは足りず、新たな資金負担が発生すると思われます。悠々自適の年金ライフに支障が・・・。もし余裕資金があるのなら、建て替えではなく、ケア付き有料老人ホームに使うほうが正解だと思うんですけど。また、もし建て替え計画が進まなかったとしたら、嫌気がさした現役世代はどんどんそこを出て行き、ゴーストタウン化するということも考えられます。それもイヤですね。
またネガティブなほうに考えが行ってしまいました。でも、失敗できない買い物だけに、想像力を働かせ、最悪のことを考えながら計画を進めるべきだと思います。「買いたい!欲しい!」と思っているときは、背中を押してくれる意見だけに耳を傾けがちです。後悔するときが来ないよう、あたまを冷やしながら情報収集することが大切です。
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日本FP協会会員 CFP、1級FP技能士
1959年兵庫県生まれ。1982年同志社大学卒業後、日興證券に入社、証券営業に携わる。1988年独立系FP会社 (株)エムエムアイに入社、ファイナンシャル・プランナーとなる。1993年フリーでの活動をスタート。生活者対象のファイナンシャル・プランニングを担当するほか、執筆、講演活動もこなす。
現在、FPサービス会社(有)生活設計塾クルー取締役。
個人事務所リアサイト代表。
著書に、『知ってトクする生命保険と個人年金の上手な掛け方選び方』(日本実業出版社)、『掛けムダのない生命保険と年金の入り方・見直し方』(共著)(日本実業出版社)等、多数。 |
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