東京IPO特別コラム:「歴史の重み:不安定な韓半島 日韓併合まで」
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2024年1月に北朝鮮は半島統一という従来の目標を放棄し、韓国を同胞ではなく外国、
しかも主敵とみなすと宣言しました。もちろん、韓国の尹錫悦政権にとっての中間選挙と
位置付けられる、同年4月の韓国総選挙に影響を与え、親日・米姿勢を打ち出す現政権へ
打撃を与えようという意図はあるでしょう。しかし、それだけなら何もせ...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:すれ違いの米中関係 その2」
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番狂わせのニクソン・ショック
毛沢東政権で外交全般を指揮していたのは、周恩来首相です。とはいえ、毛沢東主席の意
向に従わざるを得ず、後々まで中国に悪影響を与えた場面が2点ありました。一つは、フ
ルシチョフ批判です。スターリン書記長に傾倒していた毛沢東主席は、スターリン死後、
その後継者であるフルシチョフ書記長に...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:すれ違いの米中関係 その1」
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絶妙な2024年台湾総選挙
2024年1月台湾での総統選挙は与党・民進党、第一野党・国民党、第二野党・台湾大
衆党の党首による三つ巴でしたが、反中派と呼ばれる中国警戒派、親中派、とその中間と
してよく政策の違いを説明されていました。親中派とその中間が、野党として統一候補に
絞ることができれば、政権交代もあり得ま...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:アメリカ単独覇権から激動のリバランス時代へ」
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ロシアに降り立つシカゴ・ボーイズ
以前ラテンアメリカ諸国のお話で、シカゴ学派(シカゴ・ボーイズ)の指導の下、
いかに国家資産が欧米企業の餌食になったかをお話しました。そのシカゴ・ボーイ
ズが次に向かった先は、ソ連崩壊直後のロシアでした。全ての企業が国営企業であ
るため、得意の民営化を進めるにはあまりにも莫大な量...
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東京IPO特別コラム:「ハマスの勝算」
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今年10月9日より、パレスチナの武装集団ハマスがイスラエルへ攻撃を仕掛け、1000名強を殺害し、200名余りを人質に取りました。これに対し、イスラエルはハマス殲滅を掲げ、大規模な空爆を中心に既に9倍以上のパレスチナ人を殺害し、パレスチナでの電気・水道等の社会インフラを止め、外国からの人道支援物資搬入ルートもほぼ閉鎖し、...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:イスラム・現代 後編 イスラエル・パレスチナ」
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パレスチナ問題の起源
パレスチナ問題のそもそもの発端は、第一次世界大戦中のイギリスの三枚舌外交のせい、と言われます。3枚の舌の1枚目は、イギリスはフランスとオスマン・トルコ帝国解体後の領土分割を協議し結んだ、サイクス・ピコ協定です。以前お話しました通り、英仏の資本の集中投下場所に応じて、中東の南部をイギリスが、北部を...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:イスラム・現代 前編」
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現代中東を理解するための基礎知識
ここでは、イスラム世界の中でも中東、トルコ、イラン、エジプト(以後イスラム地域と呼びます)及びそのヨーロッパ移民を扱っていきます。
さて、日本人に馴染みの薄いイスラム地域を理解するのに、大事なキーポイントが2点あります。すなわち、この地域内での人口の大小と産油国か否かです。前者...
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