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2011/12/5
最終回。感想とこれからと
運用会社日本株トレーダー 鰊


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最終回。感想とこれからと

運用会社日本株トレーダー 鰊(にしん)
2011年12月5日
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TPPを意識してCFA(通称:米国証券アナリスト)を受けてきた鰊です。
締切間際に酔っ払って申し込んだものの、冷静になってみれば必要か?ということでぶっつけ本番。ETHICSとかCFA関連の問題はさっぱりでした。それで受かるなら苦労しません。

さてさて、わたくし鰊のメルマガは本日で最後になります。
運用において説明責任を果たす、というのは簡単ですが、相場は必ずしも論理的に動くわけではありません。何故そうなったのか分らないし、次に同じ状況になれば必ず同じように動くとは限らないということも沢山あります。

一方で、自分の考えが至らなかっただけということも多いのも事実です。
ノイズに惑わされず、大事なことから一つ一つ見ていって、大きな流れを見失わなければ、少なくとも今回は間違わなかったなと反省することはしょっちゅうです。

実際、難しい局面を上手く切り抜けている先輩を間近で見ているわけで、いまでも日々鍛錬と反省でございます。

そういった意味で、会社で書くのとは違って思う存分、自分の推測やそのときの感情を表現することが出来たこのメルマガは、東京IPOの方には申し訳ない気持ちもあるのですが、自分にとってもっとも有難い記録の場でした。

とはいえ、このメルマガは6年間のストックがありますが、実はじっくり読み返したことはありません。

6年間前の自分の稚拙な文章を読み返すなんて恥ずかしくて仕方がありません。内容が重複してないか調べるくらいのことは当然やってますが、若手の文章に対して修正するように自分で赤ペン入れるなんてことはとてもとても。

ちなみにメルマガを続けさせていただいことで一番大きな収穫は、書き手の感情が掴めるようになったことです。

小学校から国語で高得点を取ってきた方にとっては何の造作もないことかもしれませんが、マーケット関連のレポートにおいて、文章から書き手の自信、不安、誤魔化しなどが読めるようになったのはメルマガを始めてからです。

それまでは自分の知らないことや自分の都合のいいことが印象に残ることが多かったのですが、書く人の気持ちが分るようになり、一歩引いてみると、違う世界が広がります。

そもそも、証券会社のアナリストでさえ十分な知識を持ってる人ばかりではありませんし、ちょっと事情を知っていれば到達しえない結論にたどり着いてしまったレポートも沢山あります。

ネットの情報が氾濫する現在ではなおさら情報の取捨選択が必要なわけで、この6年間はかけがえのない経験となりました。

さて、先月の続きとなりますが、なぜメルマガの後半でJ-REITを取り上げるようになったのか?

正直なところ、私の最終的な目標は定年後に運用で食っていくことです。
そのためにパブリックな情報だけでどれだけ稼ぐ力を身に付けるか。

こういう世界にいると個人投資家の立場では入手できない質、量の情報が届きます。
ただそれでしか稼げないのであれば意味はない。極端な話、インサイダーで一発あてることにまったく魅力は感じませんし、そういうやり方でしか稼げないなら、株式市場で働く必要はないと。

まあ、ヘッジファンド作ってそれで一発稼いで、という夢も若い頃は見てましたが、時の人になった事例も含めて、それ以上に消えていった数の方が圧倒的で。。。
まあ、流れが来たら飛び乗るつもりも満々なわけですが。

その点、開示資料がもっとも充実しており、物件も肌で感じられるJ-REITは、絶対に裏切られることはない、とまでは言えませんが、間違ったら自分のせいだなと納得できる材料があり、恐らく法人も個人も入手できる情報にそれほど差がありません。

日本人がJ-REIT、不動産投資信託を敬遠する気持ちはわかります。
うちの親もいいますが、ローン組んでて、これ以上の不動産のエクスポージャーは嫌だと。
バブル崩壊も見てきたし、人口も減るし、地震も不安だしの三重苦。

しかし、逆に言えば、一番なじみのある商品なわけです。賃貸にしろ分譲にしろ、オフィスの場所にしろ、買い物にいく場所にしろ、不動産を肌に感じていない人がいないわけで。

資産運用においてポートフォリオの分散が重要といいますが、極端な話、それなりに資産と地域分散してしっかりした収益が見込めるなら、年金だって破綻しません。

しかも、サラリーマンができる分散の程度は知れてることを考えると、その中で企業の株を保有してキャピタルゲインを期待するくらいなら、安定して5%以上のインカムゲインを得られるJ-REITの方がインフレヘッジにもなって、かつ価値がゼロになる可能性も低いと良いことの方が多いのかなあと。

とはいえ、不動産もマクロに影響されますし、これだけ日本人が失敗してきたということは、見極めが難しいことの証左といえます。まだまだ道のりは長い。

ひょっとしたらどこかでJ-REITのプロになって皆さんとお会いできる日も来るかもしません。

なんにせよメルマガとしてはこれが最後です。
長らくお付き合いいただきありがとうございました!

某運用会社日本株トレーダー 鰊(にしん)
メールはこちら ⇒ nishin-for-t-ipo@hotmail.co.jp


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