TOKYO IPO スマホ版はこちら
TOKYO IPOTOKYO IPOは新規上場企業の情報を個人投資家に提供します。
Tokyo IPO Contents Menu
メルマガ登録
IPO最新情報や今話題の様々な金融商品をタイムリーにご紹介するほか、資産運用フェア、IRセミナーのご案内など情報満載でお届けしています!
東京IPOメルマガ登録
トピックス
FX(外国為替証拠金取引)ってなに?
知らないと損しちゃう!企業の開示情報
田嶋智太郎の一歩先行くFX
きっちり儲けたい人のFXチャートの鉄人〔必勝分析編〕
ユーロの下げ基調が一段と鮮明になってきた。

前回の本欄でも注目したユーロ/ドルの200日移動平均線は、ついに上向きから横向き、そして横向きから下向きへと転じてきた。加えて、上方からは89日移動平均線が下りてきており、執筆時においては下のチャートにも見るようにデッドクロス寸前という状況にある。


2月19日には1.350ドルをも割り込む動きとなったが、このあたりは08年10月安値から09年11月高値までの上げ幅に対する61.8%押しの水準に近く、一旦は下げ止まるものと見られていた。案の定、執筆時から遡ること3週間ぐらいは、前述の50%押し=1.373ドルと61.8%押し=1.340ドルの間のゾーンでやや下げ足を緩める展開となっている。

しかし、3月に入って早々にデッドクロスが示現した後は、もう一段下値を切り下げる可能性が高い。1.34ドルを下抜けた場合には、前述の76.4%押し=1.30ドル前後が強く意識されることとなろう。

これまで、本欄で幾度か指摘してきたユーロ/ドルの「4年サイクル」については、最大で6月、7月あたりにサイクルボトムをつけるとの見方が有力。その頃には、08年10月安値=1.2329ドルが十分視野に入っているかもしれない。

なお、これは4〜5月にかけてギリシャ国債の大量償還が控えていることとも符合するものと言えよう。

万一、ユーロ加盟国であるギリシャがデフォルト(債務不履行)ということにでもなれば、ユーロの信用失墜は間違いなく、かといって欧州連合(EU)には、財政危機国を支援するに有効な制度上の仕組みがない。非ユーロ国の英国などは「IMF(国際通貨基金)を使うべき」と主張している模様だが、ドイツやフランスなどユーロ圏の主要国はIMFに主権を明け渡すことに猛烈な抵抗を示すものと見られる。もちろん、ギリシャがユーロを離脱することなど、現段階ではあまりに非現実的であり、こうした事態の混迷が一段のユーロ安を促す…。

結局のところ、ギリシャの景気が目を見張るほどの回復を遂げることに期待するしかないが、そのためには米中をはじめとする世界景気が全体に上向くことが不可欠となる。しかし、どう見ても2010年の年央あたりにかけて、一時的にも世界景気が停滞を余儀なくされる、あるいは2番底を試す展開となる(前回の本欄に詳述)可能性の方が高く、全体が再び上向いて、ユーロ安に伴う輸出促進という恩恵がギリシャにもたらされるのは、秋以降から2011年にかけてのこととなろう。


[PR] 口座開設でもれなくオリジナル「FX投資家のための税金の本」プレゼント!

Copyright © 1999-2009 Tokyo IPO. All Rights Reserved.