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田嶋智太郎の一歩先行くFX
きっちり儲けたい人のFXチャートの鉄人〔必勝分析編〕
前回の本欄で、ユーロ/ドルについて「目先的には目標到達感から調整含みの展開となる可能性はある」と述べたが、案の定、ユーロ/ドルは8月6日の1.3333ドルを当面の高値として、その後は調整含みの展開となった。8月24日の安値は1.2587ドルであり、これは6月7日安値から8月6日高値までの上げ幅に対する50%(半値)押し=1.2605ドルの水準に近い。 また、下のチャートにも見られるとおり、8月の24日に安値をつけてからそれ以降の動きは一目均衡表の「雲」上限付近に沿う格好となっているうえ、89日移動平均線(89日線)も延びてきており、このあたりは下値支持が機能しやすいところと言える。

ユーロ/ドル(日足)1年

8月6日高値までの戻りがやや急であったため、この程度の調整は当然あっていいものと思われる。また、足下における米国経済の急減速ぶりを考えると、そろそろこのあたりでユーロ/ドルの調整は終了すると見ることもできそうだ。
ただ、欧州経済の立ち直りはあくまでドイツ中心のまだら模様であり、多分に昨秋からのユーロ安に頼っているようなところもある。加えて、中間選挙を2ヶ月後に控えたブッシュ政権が追加の景気刺激策を打ち出すとも言われており、ここから一辺倒にユーロ買い・ドル売りが進むとも言いにくい状況であることは否定できない。よって、当面はユーロ/ドルが保ち合いを続ける可能性もあろう。

もっとも、急減速する米国経済を支えるのに、財源不足のなかで打ち出される景気刺激策はおそらく力不足であり、やはり今後は米FRBによる「次(の金融緩和策)」や「次の次(の金融緩和策)」が待たれることとなろう。その意味からすれば、大きな流れはユーロ高・ドル安であり、ひとしきり保ち合い状態が続いた後は、再び上値追いの展開になって行くものと思われる。
目先の目標は、前回の本欄でも述べたとおり、昨年11月高値=1.5144ドルから6月安値=1.1876ドルまでの下げ幅に対する50%戻し=1.3510ドル近辺になるものと見られる。

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