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「もう今年の相場は終わってしまったような感さえある」──11月下旬以降、一部の市場関係者からこのような声が聞かれる。
それほど動意に乏しく、薄商いのなかで市場参加者の間にシラけたムードが漂っていることも事実である。
 
外国為替相場に最も強い影響を及ぼす米国の実体経済がみるみる悪化の方向へと向かっていることは、もはや既知の事実であり、実際に日々発表される各種の(米)経済指標を見ても、事前の弱い予想より一段と弱い数値が次々と出てくる…。とはいえ、いまさら相場は弱いデータに悲観するでもなく、たまに強い数値が出たところで、それを大いに好感するわけでもない。
 
12月に入ると例年、米国の事業法人や金融機関が海外の収益や資産を自国に戻す動き(=リパトリエーション)が強まり、ドルを下支えする。もちろん、米系ヘッジファンドによる海外資産の回収も続き、欧州通貨や新興国通貨に対してドルが底堅く推移する状態もしばらくは変わらない。
その一方で、15日と16日に開催される(米)FOMCで追加利下げが実施されれば、ついに米政策金利は史上最低水準を更新することとなる。それ以前にECBやBOEも利下げを実施することだろうが、より低金利のドルが欧州通貨や新興国通貨に対して一段と上値を拡大するということも想定しにくい。
さらに、来年の1月20日にオバマ新大統領が誕生するまでは、実質的に政治の「空白」が続く。よって、ドルは上にも下にも動きようがなく、結果、冒頭で述べたように「今年はもう終わり(?)」といったような雰囲気が強まっているのだ。
 
実際、この1ヶ月ほどユーロ/ドルは底練りの状態が続いており、ひと頃のような売り圧力は感じられなくなっている。
下のチャートでも確認できるように、本稿執筆時点では「21日線」、「転換線」、「基準線」がいずれも横向きになり、それらを日々線が上抜けると同時に「遅行線」が日々線を上抜きかけている。当面は、10月30日の高値=1.3295ドルを試す展開となる可能性があり、仮に同水準を上抜けると、リバウンドの動きが強まる可能性も十分にある。


同様に、目先はユーロが円に対して強含みの展開となる可能性も否定はできない。ユーロ/円は10月27日に113.58円の安値をつけており、これが当面のボトムになるものと見られる。また、11月21日には116.43円の安値をつけており、これがいわゆる「2番底」となる可能性もある。
4日のECB理事会では追加利下げが実施されるものと見られるが、その後に「当面の材料は出尽くし」ということになれば、一時的にも10月30日の高値=131円を試す展開となる可能性があろう。


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