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また、下のチャートに見るように、足元でドル/円の上値を押さえ込んでいる21日移動平均線や過去2ヶ月間に認められるレジスタンス・ラインを今後ブレイクする(≒11月25日の高値=97.43円を上抜ける)ようなこととなれば、当面、ドル/円にもリバウンドが生じる可能性があり、その点にも注目しておきたい。
今年も残すところあと1ヶ月とはいえ、このところのドル/円は「1ヶ月もあれば10円ぐらい平気で動く」というのも事実である。
その意味で、前回の本欄でも述べたとおり、今年3月安値から8月高値までの上げ幅を10月安値に足した(N計算値)105円台後半あたりまでの戻りが年末ぐらいまでにあり得るというセンも、いまだ消えてはいないものと思われる。


さて、問題は年明け後の動きだ。
先に述べたとおり、12月は季節要因としてリパトリエーションに絡むドル回帰の動きが出やすいが、年明けは逆にドルがユーロや英ポンドなどに対して売られやすくなる可能性がある。それでも、オバマ新大統領がメディアで予想されているように「5千億ドルから7千億ドルに及ぶ大規模な経済対策」を実施する運びになるとすれば、しばらくは「強いドル」を標榜せざるを得ず、そう簡単にドル売り圧力が高まることはないのかもしれない。
しかし、もう少し長いスパンで考えれば、やはりドル不安の高まりを認めざるを得ない要素というのは少なくない。
まず気になるのは、いまオバマ氏に対する世界的な(無論、米国内においても)期待があまりにも高まり過ぎている(バブル化している)という点である。どんなに期待を背負った政権でも、よく「その期待が継続するのは、せいぜい100日間」と言われる。期待が大きければ大きいほど、それだけ失望も大きくなる可能性は十分にある。
また、いま足元で行われているドルの大量供給が、いずれドルに刃を向けることも考えておかねばならない。各国の中央銀行を通じて世界に供給されたドルは、足元の金融危機を収束させることに貢献するが、結果、金融危機が収束したあかつきには各国に供給されたドルが吐き出され、市場にドルが溢れる可能性を考慮しなければならない。
 
わかりやすく言えば、世界的な金融・経済の混乱が収まらないうちはドルも売られにくいが、その混乱が収まると、逆にドルは売られやすくなるということも念頭においておかねばならないということなのである。

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1964年東京都生まれ。 慶応義塾大学卒業後、現三菱UFJ証券勤務を経て転身。主に金融・経済全般から戦略的な企業経営、引いては個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究する。民間企業や金融機関、新聞社、自治体、各種商工団体等の主催する講演会、セミナー、研修等の講師を務め、年間の講演回数はおよそ150回前後。 週刊現代「ネットトレードの掟」、イグザミナ「マネーマエストロ養成講座」など、活字メディアの連載執筆、コメント掲載多数。また、数多のWEBサイトで株式、外国為替等のコラム執筆を担当し、株式・外為ストラテジストとしても高い評価を得ている。
自由国民社「現代用語の基礎知識」のホームエコノミー欄も執筆担当。 テレビ(テレビ朝日「やじうまプラス」、BS朝日「サンデーオンライン」)やラジオ(毎日放送「鋭ちゃんのあさいちラジオ」)などのレギュラー出演を経て、現在は日経CNBC「マーケットラップ」のレギュラーコメンテータ、フジテレビ「めざましテレビ」、「ほんまでっかニュース」の経済ご意見番などを務める。

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