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前回の本欄において、ドル/円の「ダブルボトム完成」の可能性について触れた。
そして2月24日、ついにダブルボトムは完成した
前回の本欄執筆時点では、日々線が辛うじて一目均衡表(日足)の「雲」の下限にかかる程度の状態であったが、(1)1月21日安値からその後の安値を結ぶラインが下値サポートとして機能している、(2)長らく日々線を上抜けなかった遅行線が久々に日々線を上抜けた──という点に注目した。
その後、日々線は「雲」の上限を上抜け(2月19日)、1月6日の高値(94.64円=ダブルボトムのネックライン)水準に到達(2月23日)し、2月24日には長めの陽線を伴って、ついにネックライン上抜け=ダブルボトム完成となった。


まるで、絵に描いたような展開と言えようか…。
ダブルボトム完成後のドル/円は、昨年8月高値=110.66円から後のボトム水準=87.10円までの下げ幅の38.2%戻し=96.10円の水準をも上抜け、2月26日の高値=98.71円は50%戻し=98.88円の水準に迫るものとなった。
 
一つの考え方として、次の上値メドは61.8%戻しの水準=101.66円ということになるが…。上のチャートを見ると、その前に上方から200日移動平均線が下降してきていることも確認できるはずだ。見方によっては、この200日移動平均線に引っ張りあげられるようにドル/円が上昇してきたかのようでもある。
以前、本欄で紹介した「グランビルの法則」に基づいて考えると、近い将来、ドル/円は200日移動平均線との接触を試みる可能性が高いものと思われ、仮に200日移動平均線を上抜けた場合には一段の上値を試す展開となる可能性もある。
ちなみに、ダブルボトム完成後の大きな節目(上値メド)と考えられるのは、上のチャートに矢印で示した水準=ボトムからネックラインまでの値幅をネックラインに足した水準=102円程度ということになる。
しかし、実際には2月26日の高値=98.71円をもって、とりあえずドル/円の上昇も一服。ここは、さすがに目先の高値警戒感、スピード警戒感が強まるところと言えよう。


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