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なお、市場でリスク回避姿勢が強まると、ドル以上に買い進められるのが円であることも事実である。

下のチャートの見るように、足下でドル/円は8月7日に97.79円高値を付けて以来、強いレジスタンスに上値を押さえられる展開が続いている。言わば、一つの「下降チャネル」を形成しており、現在はチャネル内での上下に終始している格好だ。

8月31日には、それまでの下値メドと見られていた7月22日安値=93.10円をもあっさりと下抜け、一時は93円の大台をも割り込む展開となったことから、現状は一段の下落リスクに要警戒といったところである。



ちなみに、歴史的な政権交代により、この日本で新たに発足する運びとなった民主党政権の政策については、基本的に円買いの一因となる可能性が高いと筆者は見ている。
まず、いわゆる「鳩山論文」の内容が、麻生政権のときよりもドル軽視に傾いていると多くの人々に感じ取られていることは周知の事実である。また、選挙期間中に国内農家の反発を受けて「米国との自由貿易協定(FTA)交渉」に関する公約の文言を修正する方針を表明したことについても、結局は「圧力に弱い姿」を露呈した格好となり、ヘタをすれば保護主義に傾くとの不安を与えかねないものとなっている。

何より「歳出の無駄を徹底的になくす」との意気込みは勇ましいが、現実問題として国債の発行も増税もなしに、過去最悪の失業率を記録するまでに悪化した日本の窮状を救うことができるのか…というのが、日本国内のみならず世界中の人々にとっての大きな疑問であり、不安のタネであろう。
もちろん、現段階ではまだ何もわからない。「わからない」はイコール「不安」であり、「不安」はリスク回避の最大の根拠となり得るものである。そして、いましばらくは「リスク回避」イコール「円買い」であり、結果的に円高が進むと、そのこと自体が次の「不安」につながってしまう…。

目先、ドル/円の下値メドは7月13日安値の91.74円であり、これを下抜けると昨年10月と今年1月の安値(ダブルボトム)=87.10円まで、これといった節目らしい節目が見当たらない。少なくとも執筆時点においては、前述した「下降チャネル」の上限をブレイクする材料を見出すことが難しいことも事実である。
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田嶋智太郎氏プロフィール
1964年東京都生まれ。 慶応義塾大学卒業後、現三菱UFJ証券勤務を経て転身。主に金融・経済全般から戦略的な企業経営、引いては個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究する。民間企業や金融機関、新聞社、自治体、各種商工団体等の主催する講演会、セミナー、研修等の講師を務め、年間の講演回数はおよそ150回前後。 週刊現代「ネットトレードの掟」、イグザミナ「マネーマエストロ養成講座」など、活字メディアの連載執筆、コメント掲載多数。また、数多のWEBサイトで株式、外国為替等のコラム執筆を担当し、株式・外為ストラテジストとしても高い評価を得ている。
自由国民社「現代用語の基礎知識」のホームエコノミー欄も執筆担当。 テレビ(テレビ朝日「やじうまプラス」、BS朝日「サンデーオンライン」)やラジオ(毎日放送「鋭ちゃんのあさいちラジオ」)などのレギュラー出演を経て、現在は日経CNBC「マーケットラップ」のレギュラーコメンテータ、フジテレビ「めざましテレビ」、「ほんまでっかニュース」の経済ご意見番などを務める。
田嶋智太郎氏

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