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FX(外国為替証拠金取引)ってなに?
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田嶋智太郎の一歩先行くFX
09年11月27日、ドル/円は一時的にも85円を割り込む動きを見せた。
いまとなっては、これが大きなターニングポイントとなった可能性を否定できない。

まず、下のチャートに見られるように、09年1月安値を軸として、それ以前の目立った安値=08年3月安値からの経過期間と09年11月27日安値までの経過期間が、ともに「45週」と見事なまでの「対等」になっていることは大いに注目される。



加えて、07年6月の対ドルにおける円の安値(=124.14円)を起点とするエリオットの5波構成による円の強気相場が続いていたとすると、09年4月の対ドル安値(=101.45円)から09年11月27日の対ドル高値までの動きを「第5波」と見ることもできる。
さらに、この第5波には斜行三角形(=ダイアゴナルトライアングル)を見出すこともでき、ここに見られる赤線のくさび型(=ウェッジ)は強い基調転換のシグナルと捉えることもできるだろう。

なお、ドル/円が09年11月27日の85円割れで一旦底入れしたのとほぼ時を同じくして、ユーロ/ドルが一気に下げトレンドへと転換したことも見逃せない。
次に示すユーロ/ドルの日足チャートを見ても明らかなように、ユーロ/ドルは12月に入って従前のサポートラインを下抜けると同時に一目均衡表(日足)の「雲」のなかに潜り込み、89日線を下抜けた後、ほどなく「雲」下限をも下抜けた。さらに、09年12月17日には遅行線までもが「雲」を下抜けたことで、09年の3月、4月安値から長らく続いた基本上げ基調が明らかに転換したとの感触を得ることとなった。

この基調転換がホンモノであるとすれば、以前より本欄で幾度か指摘しているように、ユーロ/ドルの過去の価格推移に認められる「4年サイクル」の終点に向かう動きがようやく始まったと捉えることもできよう。

今回の4年サイクルは05年11月安値を起点としており、そのサイクル高値が09年11月25日の1.5144ドルであったとすれば、今度はサイクル安値を試しに行く動きが2010年の前半のなかで続くこととなる可能性がある。
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