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ただ、上のチャート(時間足)にあるように、足元のドル/円の動きは極めて方向感に乏しく、狭いレンジ内でのもみあいとなっている。市場関係者の多くが、当面の予想レンジを95円―100円と見ており、なかなか仕掛けにくい状態が続く。
それでも、短期で細かく取って行きたいと考える向きは、やはり時間足を見ながら小まめな売買を繰り返すことで、FX取引を楽しむのも一法であろう。このドル/円の時間足は、意外と(?)一目均衡表との相性もいい。
 
現状はチャート上に示した上値抵抗ラインが利いており、目先は98円どころ(11日から12日にかけては、幾度も98円台を試していた)が一つのレジスタンス。逆に、このレジスタンスをブレイクすると、まずは11月10日の高値=99.50円が見えてくることとなろう。すると、次の上値メドは100.50円ということになり、この水準を上抜けてくると、いよいよ年末に向けて105円台後半という水準が見えてくることとなろう。逆に、何らかのきっかけで下へ向かった場合には、まず一目均衡表の「雲」を下抜けるかどうかに注目しておきたい。
 
よく言えば、ひと頃よりもだいぶ落ち着いてきた、悪く言えば動意に乏しいドル/円相場から少し離れ、以下では久々にドル・インデックスと逆相関の関係がなおも続いている金価格の動向について見ておくこととしたい。
周知のとおり、7月半ば以降のNY金価格はドル・インデックスの上昇とインフレ圧力の低下で調整局面が続いている。10月下旬から11月初旬にかけては、ヘッジファンドの「換金売り」が強まったこともあって700ドルの大台を割り込む場面も見られた。



チャート上に示したとおり、99年〜01年あたりの安値がおおよそ251ドル〜253ドルであったことを全体に、その水準から今年3月高値(=1030ドル台)までの上昇幅の38.2%押し、半値押し水準を計算すると、それぞれ730ドル前後、640ドル前後となり、どうやら当面はこのあたりでのもみ合いが続くこととなりそうだ。
 
金価格は原油価格やその他の国際商品価格に比べれば、はるかに調整幅が小さい。それは、ヘッジファンドの強烈な換金売りに金ETFの買いが対抗していることによるものと見られる。実は、このところ日本国内でも金地金の現物買いが急増しており、それだけ多くの人々が「そろそろ金価格は底値に近づいたのではないか」と見ているのだろう。
 
一方、最近は米国発の金融危機が飛び火して大混乱となっている欧州でも金を見直す動きが顕著になっていると言う。もともと欧州の人々は、さほど金に興味を示さなかったのだが、目の前の金融の混乱で実物資産の価値を見直し始めたらしい。
 
年内は、まだヘッジファンドの換金売りが続く可能性もあり、前述したように640ドルから730ドルの水準を意識した展開が続く可能性が高い。つまり、その間はドル・インデックスも高止まりする(=ドル/円も底堅く推移する)こととなろう。
ただ、中長期的に見れば金価格のリバウンドが緩やかに生じる可能性も十分にある。
おそらく、09年のどこか(=目下の金融・経済危機が収束し、先行きが見通しやすくなる頃)で、金価格や原油価格が再び上値を追い始める場面が到来しよう。その時点からしばらくはドル・インデックスも低下する。そうなれば、しばらくはドル/円も一段の下値を試すこととなろう。
09年の年中あたりから前述のような展開になるとすれば、ドル円の「5年サイクル」に基づいてサイクル安値をつけに行くとの見通しとも合致することとなるのだが…。


第24回直近安値が当面のボトムとなる!?
第23回中期的なドル売り材料(ファンダメンタルズ要因)は数ある
第22回原油価格とユーロ/ドルのリバウンドは早期終了か?
第21回原油価格とユーロ/ドルは目先リバウンドも…
第20回ドルが買われやすい地合は続く!?


1964年東京都生まれ。 慶応義塾大学卒業後、現三菱UFJ証券勤務を経て転身。主に金融・経済全般から戦略的な企業経営、引いては個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究する。民間企業や金融機関、新聞社、自治体、各種商工団体等の主催する講演会、セミナー、研修等の講師を務め、年間の講演回数はおよそ150回前後。 週刊現代「ネットトレードの掟」、イグザミナ「マネーマエストロ養成講座」など、活字メディアの連載執筆、コメント掲載多数。また、数多のWEBサイトで株式、外国為替等のコラム執筆を担当し、株式・外為ストラテジストとしても高い評価を得ている。
自由国民社「現代用語の基礎知識」のホームエコノミー欄も執筆担当。 テレビ(テレビ朝日「やじうまプラス」、BS朝日「サンデーオンライン」)やラジオ(毎日放送「鋭ちゃんのあさいちラジオ」)などのレギュラー出演を経て、現在は日経CNBC「マーケットラップ」のレギュラーコメンテータ、フジテレビ「めざましテレビ」、「ほんまでっかニュース」の経済ご意見番などを務める。

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